スバリストと呼ばれるファンたち
SUBARUの車と聞いて、個人的にまず思い浮かぶ事は
- 水平対向エンジン
- レガシィ
- インプレッサ
- ラリー
しかし水平対向エンジンについては同じようにSUBARUとリンクする人は多いのではないでしょうか?
ボクサーエンジンと呼んだほうがシックリくる人もいますね。
搭載しているメーカーとしては、SUBARUとポルシェがまず筆頭ですが
V型エンジンや並列エンジンにくらべたらマイナーで個性的なイメージがあります。
それが理由かはわかりませんが、車好きのなかには
「スバリスト」や「スバル党」と呼ばれるファンたちがいます。
SUBARUの車が好きでSUBARUの車にしか乗らない、いたってシンプルなファンの方々です。
大ヒット車「レガシィ」の登場以降そのファンの数は増加しているように感じます。
その後も「インプレッサ」のWRCラリーでの活躍、漫画「頭文字 D」に登場、など
車好きなら気になってしまう存在です。
自分の職場のビルに社用ハイヤーがたくさん止まってるんですが、
「レクサスLS」、「トヨタクラウン」、「日産シーマ」、「メルセデスSクラス」など
ほとんど黒塗りの大型高級セダンが並ぶ中、一台だけ「スバルWRX」の黒塗り社用ハイヤーがあります。
その企業の社長さんが「スバリスト」なのかもせれませんね?
そんなコアなファンに支えられているメーカー「SUBARU」。
その歴史は飛行機にあったんですね。
ゼロ戦から車へ、その歴史
SUBARUの歴史、最初は軍用機のゼロ戦のエンジンを手掛けていた中島飛行機が
そのルーツだったんですね。
敗戦後に軍用事業がなくなり、最初は自転車やリヤカー、鍋などを
生産していた時期もあったみたいですが1958年に「スバル360」を発表しました。
「てんとう虫」の愛称で現在でも根強いファンをもつ歴史的名車ですね。
ぶっちゃけると自分は若い頃、このスバル360以外はほとんどSUBARUの車を知りませんでした。
大人になってSUBARUを再認識したというか知るキッカケになったのはやはり「レガシィ」の登場からでした。
1989年にデビューした「レガシィ」。
4ドアセダンとワゴンがありますが、何と言っても印象的なのはワゴンのほうです。
ターボモデルやビルシュタインのサスペンションなどをワゴンモデルに装備させ、
走りを意識したワゴン。
スポーツワゴンの元祖は「レガシィ」と言ってもいいのではないでしょうか?
ボクサーエンジン、4WD、速いワゴン車、と独自の路線でヒット作となった「レガシィ」
これに歓喜したSUBARUファンは多かったのではないでしょうか。
その後、「インプレッサ」「フォレスター」と安定したヒット車種の登場のキッカケにもなってますね。
「インプレッサ」はWRCラリーでその人気を不動の物としました。
名作と言われるSUBARU車
- スバル360
- レガシィ
- アルシオーネSVX
- インプレッサ
- フォレスター
そして現在のSUBARU
2017年に正式社名を「富士重工株式会社」から「株式会社SUBARU」へと変更したなっています。
たしかにそのほうが何かわかりやすいですよね。
業務的には風力発電部門をやめて、軽乗用車の自社生産をやめてダイハツからのOEM供給のみで
展開するなどの「効率化」をはかり2015年度は利益率業界1位という成績を残したとされています。
ダメな部分を切り離し、良い部分を伸ばす、をしっかりと遂行していますね。
大人気車だった「レガシィ」ツーリングワゴンは
2014年にスパっと「レヴォーグ」という新しいスポーツワゴンに切り替えました。
この「レヴォーグ」も熱いスバリストの期待に見事答える仕上がりで売り上げも好調です。
そして2020年、トヨタ自動車との持分法適用会社(関連会社)となったSUBARU。
この先のEV自動車時代への対応も着々と進んでいて、
3月6日に行われた東京マラソンの誘導車として姿を現したのはSUBARU「ソルテラ」。
今年の5月に発売予定とされる、SUBARU納車新しいEV自動車。
トヨタとSUVのプラットフォームを共同開発するという記事を前に見た事がありましたが、この「ソルテラ」がそうなのでしょう。
今風で売れそうなデザインですね。
乗用車、とくにSUV、4WDに精通した経験と実績を持つSUBARU。
これからも幅広い世代に魅力的な車を発表し続けてほしいですね!
読んでいただきありがとうございました!