旧車の価格高騰
こんにちは。
車好き、バイク好き、日本のクルマ文化や旧車、改造、80年代から現在にいたるまでの
車社会のヒストリーなどなど、好きな事を自由に書かせていただくブログです。
最近の車やバイクの旧車の値段の高騰ぶりについて考えてみたいと思います。
ご存知のとおり、旧車の販売価格、価値がスゴイ事になってますよね。
王道のスカイライン、フェアレディZを筆頭に
スポーツカー系、ビップカー系、ボーイズ系、ファミリー系、とにかくスゴイ値段です。
バイクで言うとやはりZ2、CBなどの4スト、RZ、マッハなどの2スト、
とにかく程度が良いと、とんでもない価格で売ってます。
希少価値を考えると当然の事なのでしょう。
これに関して否定的な意見は全くないのですが、なぜにここまで人を魅了するのか?
そしてなぜこんなにカッコイイのか?
そのバックボーンに自分なりに迫ってみたいと思います!
自分は1968年生まれの53歳。
年齢を加味して読んでいただけると幸いです。
車好きのキーワード
車やバイク好きのバックボーン。
キーワードをランダムに上げてみますね。
スピード、不良、女の子にモテたい、男らしさ、目立ちたい、人と違う改造、750ライダー、
あいつとララバイ、バリバリ伝説、シャコタンブギ、岩城滉一、
自動販売機のあるたまり場、所ジョージ…
分析するなど偉そうな事は言えないけど、結局のところ「自己主張」
ここに辿り着くんですね(笑)
「あいつ、ワタナベのホイール入れたの?」
「マジか、じゃ俺はスピードスター入れるわ!」
「キャブ、ソレックスかよ!速えーはずだわ。俺はロータリー乗るけどね。」
的な会話。大好きです。
俺は俺、あいつとは違う!精神が、車やバイク好きをより一層加速させるんですね。
暴走族、走り屋、ゼロヨン、ローリング族などなど、悪いレッテルを貼られがちな分、
反発してそこに憧れやカッコよさを抱くのも当然ある事です。
維持費との闘い
その昔、給料の大半を車のチューニング、カスタム、ドレスアップにつぎ込んでた時代。
手取りの給料が22万円だったとして、リアルにそのうちの18万円を車をイジるために
使う人も知ってる限りでもけっこういました。
実家暮らしならギリギリ可能だったんですね。
車のローン→5万円 チューニング→9万円
ガソリン代その他→4万円。
自分の車を維持し、なおカッコよくイジる。そのために頑張って働く。
80年代から90年代始め頃まではそういう人、多かったんじゃないでしょう!?
自分は一人暮らしだったため、とてもそのような使い方は無理。
そうなると…、やはり組んでしまいます。
ローン、分割払いですね。
ローン地獄
利息という大きな代償を払ってでも、今すぐ愛車をカッコよくしたいという
強い欲望に駆られるのです。
35歳くらいの時に20代の10年間で車にいくらつぎ込んだかをわりと細かく算出してみたところ…、
その額約1200万円。
20代の頃の平均年収が300万くらい…
10年間で3000万として、3分の1以上を車に使っていたんですね。
「ポルシェ買えたな…」とっさにそう思ったと言う事は、
ポルシェに何かしらの憧れがあったんですね(笑)
1200万円でポルシェを一台購入するのと、
数台の車をチューニングするのとでは
比べる価値観が違うのでしょうが、そういう金額なんですね。
ともあれ、自分が10代、20代の頃に乗っていた車が現在ではレアな旧車として
再びナンバーを取得して走る事は胸熱です。
今、旧車を購入してレストアして、数年後はさらに価値が上がる可能性も大です。
ひとつの財テクとして、お金がある人は検討してみてはいかがでしょうか?
読んでいただきありがとうございました!
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