【ライバル車】車やバイクが躍進する理由

レース中の車
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車にあるライバル車種の戦い


さまざまな事柄において、ライバル、好敵手というモノが存在します。


スポーツ、仕事、勉強、…。


車やバイクにおいてもお互いを意識したライバル関係が多くあります。


今回はその関係性、エピソードなどについて考えてみたいと思います。


かの有名な話し、

1971年の富士ツーリストトロフィーレースで

当時の国内レース50連勝を賭けて出場したハコスカGT-R。


誰もが信じて疑わなかった

GT-Rの50連勝目を阻止して勝ったのが、MAZDAサバンナGTでした。


このエピソードで自分も含めてロータリーマシンのファンになった人も多かったと思います。


その後、チューニング業界において「スカイライン」と「ロータリーマシン」はバチバチのライバル関係へと発展していきます。

ロータリーマシンの車
  • ライバル車、お互いの売上向上
  • ビッグファンの獲得
  • その他勢力への刺激
  • 社外品パーツの充実

おかげで80年代から90年代のスポーツカー需要は好成績を収める事へつながりました。


もちろん経済的背景など理由はさまざまありますが、ライバル車を送りこむ事によって相乗効果で業界全体が潤うという一つのモデルケースだったと思います。

バイクの世界のライバル関係

バイクの世界では言わずと知れた事ですが、HONDAと KAWASAKI

CB対Zのライバル対決です。


CB750FOURZ750RSから始まり、ミドルクラス、リッタークラスはもちろん

小排気量クラスに至るまで徹底的に対抗馬を送りこみ、しのぎを削ってきました。


それは現在でも続いていて、HONDAと言えば「CB」、KAWASAKIと言えば「Z」と確固たる地位を築き上げてきたのです。


それに対し、国内他メーカーのSUZUKIやYAMAHAも黙っていません。


4大メーカーがプライドを賭けて競い合った結果、

日本は2輪モーターサイクル業界、レースシーン、セールス部門ともに

絶対的な信頼を得る国へと成長しました。

3社のバイクの画像
  • 速さの追求
  • 壊れない信頼性の追求
  • それを量産する技術
  • 外国車に比べ低価格

ライバルとの切磋琢磨はモノ作りにおいても必要不可欠な事なのかもしれません。

次世代の競争はやはりEV化

気になるのはこれから先の自動車産業、ビジネス業界。


みなさんはどういう展開になると想像しますか⁈

  • EV時代に向けての戦略
  • EV、水素エンジンの開発競争
  • 量産コストダウンの実現
  • 燃料供給所の普及

前文で書いたように、日本の車メーカー、バイクメーカーは各社ともに存在感を示しています。


しかし車のほうにスポットを当ててみると、販売台数、純利益ともに頭一つ抜け出しているブランドがあります。


TOYOTA自動車ですね。


世界的ビッグブランドへと成長を遂げたわけですが、当然この先のEV時代への戦略も整っているはずです。


先日、CMでもお馴染みですが豊田章男社長が次世代EVモデルを10数台イッキ見せしていました。


少しさかのぼりますがEV車メーカー、米国「テスラ」に5000万ドル出資して株を取得した話しも有名です。


SUBARUとの業務提携もあります。


さらに水素エンジン開発工程で、特許を取らずに無償公開した話しもあります。


これらは、「敵に塩を送る」感ありませんか⁈


みんなでこの業界盛り上げていこうぜ!、とハッパをかけているような気がするのです。


これは個人的考えですが、「ライバル相乗効果」に少し関係しているように思うんです。


【脱炭素】車の未来と世界規模での【問題解決】

まとめ


スポーツアスリートのコメントでよく聞く、「○○選手がいたからここまで頑張れた」


ライバル選手にエールを送る言葉。


これは色んな物事にあてはまる事なんですね。


お互いを高め合うパワーは時として絶大な力を発揮する。


勝利する喜びを味わう事もできれば、負けた悔しさをバネにする事もできる。


自分にも言い聞かせてこれからも頑張っていきたいと思います!


読んでいただきありがとうございました!

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