人気の引金となったモデルは?
好きなシリーズ映画があります。
「トランスポーター」
ジェイソンステイサム主演の人気シリーズですね。
クルマを使った「運び屋」の話しですね。
パート1ではジェイソンステイサムが演じる主人公のフランクの愛車はBMWの7シリーズでしたが、パート2からAudiのA8に変わりました。
Audiのハイクラスセダンです。
トランスポーター2が公開され、このAudiA8が現行だった2006年頃はすでにAudi人気が上昇している真っ只中でした。
90年代、そこまで日本でのセールスを伸ばせなかったAudiが躍進したキッカケは?
ズバリ、2001年にモデルチェしたこのAudi A4だったのではないでしょうか?
ちなみにモデルチェンジ前のA4がこちら。
明らかにデザインが洗練された感じがしませんか?
実際にも2001年モデルのA4は前型の2.5倍の好セールスを収めました。
素晴らしいデザインには結果も付いてくるという典型的な例だと感じました。
クワトロモデルの魅力
カッコよくなったデザインも魅力の一つとなったAudi。
しかしAudiといえばやっぱり「クワトロ」。
まあAudiの4駆モデルの総称ですが、ネーミングがカッコいいですね。
80年代にデビューした「Audiクワトロ」は衝撃的なカッコよさでした。
雪深い北欧でAudiのセールスが安定した売り上げを保っているのもクワトロの4躯性能の高さの裏付けなのかもしれません。
どんな世代にウケているのか?
Audiはどの世代に1番ウケているのか?
街中で意識して観察してみると、若い人から年配の人までそこそこいるな〜、と感じました。
しかし圧倒的に多いのはやはり30代後半から40代後半のミドル層。
乗ってる車種も様々で、セダン、ワゴン、SUV、コンパクト…。
もはやメルセデスベンツやBMWを見かけるのと同様に数多く走ってます。
幅広い層にウケている要因の一つが2005年以降のラインナップの充実でしょう。
セダンやワゴン車のイメージが強かったAudiもここ最近ではスポーツカーからSUV、電気自動車まで幅広いラインナップがありますね。
各ジャンルでグリルの雰囲気の統一感などを実施し、どれも高級感あるデザインに思えます。
デザインで左右される売り上げ
やはりデザインのチカラ。
以前、MAZDAについてのブログを書いた時にも思いましたが、ほんの一押しのアイデアと統一感でメーカーのイメージというのは一変するものだと感じます。
今回のテーマ、Audiにおいても日本人デザイナーが関わっていると知りました。
工業デザインにおいて、日本人デザイナーの実力は海外勢に引けを取らない素晴らしい力がえるのだと実感できます。
車に限らず、手を抜かないデザインというものは必ず結果に繋がると言えるのでしょう。
まとめ
現在フォルクスワーゲン傘下のAudi。
最近のモデルを見ると、フォルクスワーゲンとAudi、なんとなくデザインに共通性を感じます。
90年代玄人ウケのシブい乗用車だったAudiは今や大人気の欧州車ブランドへ変貌をとげました。
メルセデスベンツやフォルクスワーゲン同様に日本の街並みにもずいぶん馴染んできた気がします。
EV時代へシフトしていく中、Audiが今後どのような展開を見せてくれるのか、とても楽しみですね!
読んでいただきありがとうございました!