まだそこまで実感はわかないのが本音ですが、
自動車産業は着実にEV、電気自動車にシフトする傾向にあります。
今回は、日産自動車にスポットを当ててみました。
日産のEV車のラインナップ
現在の日産自動車の完全EV車のラインナップは、「リーフ」、「アリア」、「サクラ」の3車種。
「リーフ」は国内電気自動車の先駆け、導入も早かった車種というイメージが強いですね。
そのわりには街で走っている姿を見る機会が少ない気がします。
価格帯が370〜400万円メインという事ですが、ちょっとお高い?と感じるのは、何か中途半端なイメージがあるからと個人的に思ってしまいます。
「アリア」は先進技術を盛り込みまくった都会のSUVというイメージですね。
競合する車種も国内には少なく、人気があるように思います。
540万円〜という価格帯はスタイリングや装備を考えると、リーフ買うならアリア!ってつい思ってしまいます。
「サクラ」これは軽自動車のEV車。
価格帯は240万円くらい。
この車が他の軽自動車メーカーのひとつの指針となる気がします。
街でもけっこう見かけるようになりました。
女性ドライバー、高齢ドライバーにも安心なサポート機能も標準装備ですね。
価格はガソリン車よりも高い
EV車の価格設定は高い?妥当?どうなんでしょうか?
そもそも、補助金もあるのでメーカーも標準価格を初めから高めに設定しているのでは?
と、思ってしまいます。
ガソリン車、ハイブリッド車に比べると基本の値段が高いというイメージです。
ガソリン車に比べると燃料代のコストはかなり低く抑えられると思いますが、初期の価格設定を少し下げないと国内普及の加速にはつながらないという印象です。
ハイブリッド車との比較
現在、シェア的に見ても圧倒的にハイブリッド車のほうが多いわけですが、このカテゴリーにおいても日産はガンバってます。
「TOYOTA」に「プリウス」あり。というくらいハイブリッド車の王者なイメージがあるプリウスですが、日産も大ヒット車種、「ノート」を投入してます。
プリウスとノートでは、排気量など純粋に比較するのは難しいですが、2023年はノートのほうが売れているんですね。
ノート:約12万8千台。
プリウス:約10万台。
ハイブリッドにおいても日産は「e-POWER」システムで国内トップレベルの質の高さを実現しています。
これから車を買うユーザーがハイブリッドかEV車かを選ぶ場合、まだまだハイブリッド車が多いのが現状だと思います。
日産には、ぜひこれからのEV車のフラッグメーカーになってほしいですね。
海外メーカーとの比較
最後に海外メーカーのEV車との比較ですが、驚異的なのはやはり中国のBYD社でしょうか?
テスラは少し購入層が違う気がするのですが、BYDは確実に日本国内メーカーの一般購入層に割って入る車作りをしてきそうな気がします。
中国BYDの記事はこちら
そこでやはり「日産」。
やっちゃえ日産です!
かつて、スカイラインやフェアレディZなどで車好きの若者を魅力してきた日産。
時代は変わり、車作りも当然次のステージにシフトしていってますが、日産魂でこれからも「シブい」車を作ってくれる事を期待しています。
読んでいただきありがとうございました!