こんにちは。
今回は配送の車の話し。
2024問題として大きく取り上げられている配送ドライバー不足への懸念。
まさに今年の話しなのですが、実感としてあまりそう感じてないのが現状です。
しかし、物を運んでもらいたい人と、運ぶ人のバランスは確実にズレてきているようです。
長距離トラック、セメントミキサー車、ダンプカー、郵便、宅配、などなど。
特に人手不足と言われるのが、宅配。
今回は宅配の車にスポットを当てて考えてみたいと思います。
ネットショッピングの普及
今や無くてはならないネットショッピング。
スマートフォンの普及もあり、インターネットやパソコンに疎い、高年齢層にも広く活用されているネットショッピング。
もちろん自分も含めてです。
Amazon、楽天、Yahoo!…etc。
数百円単位の物から、車やオートバイまでネットで買える時代です。
Amazonでは、即日配達もある。
お届け日や配達時間帯も指定できますし、ユーザー側としてはとてもありがたいサービスが満載です。
逆に配達する側は配達時間帯をコントロールしながらさばいていく事になる訳ですね。
自分の担当するエリアの荷物をいかに効率よく配送する、なおかつ集荷もありますから結構なハードワークですね。
「物が売れる」という点では、ネットショッピングの便利さの経済効果は高いはずです。
配送する方も売上は向上します。
その双方の需要と供給のバランスが崩れつつあるというのが今の現状なのでしょうか。
大手宅配業者と協力会社
ヤマト運輸や佐川急便など、誰もが知ってる大手配送会社の物量は計り知れない量です。
当然、委託会社、協力会社に下請け、孫請けするケースが多々あると思います。
スズキエブリィ、ダイハツハイジェット、ホンダNバン…、パンパンに荷物を載せて配送している軽バンをよく見かけます。
色は白、シルバー、黒、が主で会社名のロゴが入ってる車もあれば入ってないのもあり。
そんな街の風景を見ていると、配送ドライバー不足という現状にあまり実感が持てないんですよね。
でも、大手配送企業が下請け孫請けを使う現状がすでにドライバー不足の裏付けになっているのかもしれません。
軽バンは売れてます
やけに街で見かける軽のバン。
そうなんです、売れているんですよね。
今年2月の月間売上は…
乗用車
- 激売れのホンダN BOX 16500台
- 人気のスズキハスラー 8900台
- 話題の三菱デリカミニ 6000台
軽バン
- スズキエブリィ 4700台
- ホンダNバン 2700台
- 日産 NV100 2400台
数字的に乗用車に比べると少なく見えますが、十分健闘している売上だと思います。
さらに中古市場も軽バンは元気で、程度の良い出物はすぐに売れてしまうみたいです。
最近ではプライベートで軽バンを使う人も増えていて、アメリカでは円安もあり、軽のトラックが密かに人気を高めているというニュースも見ました。
配送ドライバー不足と言われる中、国産の軽バン、軽トラックは頑張ってます。
これからの宅配
物流は、社会において無くてはならない事の一つだと思います。
この先もそれは変わらないはずです。
未来の物流業界はどういう変化を遂げていくのでしょうか?
サービスの向上をはかればはかるほど、人手不足が浮き彫りになるのでしょうか?
配送の車はEV車となり、ドローンを使った配送などが近い未来の主流となりえるのか。
配送と車は密接な関係にあると思います。
今後の動向に注目していたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。