売り上げを伸ばす軽自動車
軽自動車で1番売れているメーカーはスズキ、ずっとそう思ってました。
しかし調べてみると…、
2021年1番売れている軽自動車メーカーはダイハツだったんですね。
ただしこれは軽自動車すべての台数での話しで、内訳を見ると…
- 軽乗用車のみならスズキが1位
- 軽商用車を含めるとダイハツが1位
- 車種別ならホンダN BOXがダントツ1位
こんな感じの結果でした。
つまり軽の乗用車のみで見るならスズキがNo. 1という事になります。
そして各メーカーの営業マンは…
- スズキ「軽乗用車No. 1のスズキの車は間違いありません!ぜひ!」
- ダイハツ「1番売れてるダイハツの軽はどれもオススメですよ!」
- ホンダ「ここ数年日本で1番売れてるNboxをぜひご検討ください!」
こんな感じの営業トークになるのでしょうか?
何かしらの「1番」があれば営業マンもアプローチしやすいですよね。
軽自動車の売上は乗用車全体の約40%にまで拡大しています。
魅力的なマーケットなだけにメーカーの競争も激化するカテゴリーですね。
今回はその中でも長年にわたり軽自動車のトップランカーである「スズキ」にスポットを当ててみたいと思います。
変わりゆく売れ筋
スズキの軽と言えばちょっと前までは、80年代半ばから発売されている「アルト」。
そして個人的には一世を風靡したと思っている「ワゴンR」。
この2台がブラックシップモデルのイメージでした。
最近はちょっと変わりつつあるように思います。
- ハスラー
- スペーシア
- ジムニー
この3台に注目したいと思います。
まずは「遊べる軽」としてデビューした「ハスラー」。
やや高めの車高と大きめのタイヤ。
4WD設定もあり、まさに小さなSUVといった感じの軽自動車。
カラーバリエーションも豊富で女性ウケも狙ってますね。
続いて「スペーシア」。
ダイハツ「タント」が切り開いた軽ハイトワゴンカテゴリー、
その後ホンダの「N BOX」という絶対王者を産み出すキッカケになったと思われます。
スズキはこの「スペーシア」で対抗。
「タント」「N BOX」にはセールス的には劣るものの、同社「ワゴンR」よりも
売り上げを伸ばし健闘しています。
そして「ジムニー」は軽自動車唯一のクロカン4WD車として存在感を出してます。
現行型にフルモデルチェンジした際は、「納車1年待ち」状態と話題になりました。
定番モデルをしっかり引き継ぎながらも、新時代への対応も柔軟なスズキが
軽乗用車No. 1に君臨する理由がわかります。
バイクと車の二刀流
現在、車とバイクを同社名で生産販売しているメーカーは国内ではスズキとホンダ、
海外ではBMW、それくらいではないでしょうか?
自分も色々な車、バイクを乗り継いできましたが振り返ってみるとちゃんとスズキ車乗ってました。
- GT380
- アヴェニス150
- ジムニー
特にGT380は初めてまともに路上で乗ったバイクなので思い出深いです。
ジムニーもホントに楽しい車で、手放してしまった事を後悔した一台です。
車、バイク、双方でキッチリと良い物を造り続ける「スズキ」。
こうやって改めて書き出してみるとスゴいブランドだな、と思いました。
今年はフラッグシップモデル「アルト」のフルモデルチェンジも行いました。
激戦カテゴリー軽自動車で勝負していく「スズキ」の今後の活躍を期待してます!
読んでいただきありがとうございました!