【なぜトップ独走なのか?】TOYOTA自動車の華麗なる販売戦略

TOYOTA自動車が自然の中に駐車している
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TOYOTAのヒット商品を産み出す力

言わずと知れた日本のNo.1自動車メーカー、「トヨタ自動車」。

トヨタ「レクサス」の2021年の営業利益は2兆円を超えるすさまじさ!


2位のHONDAに大きく差をつけてトップを独走するTOYOTAの強さの秘密はなんなのでしょう⁈


今回は販売ラインナップからTOYOTAの安定した強さに迫りたいと思います。

TOYOTAのエンブレム


まずは車種の豊富さ、トップメーカーだけあって80年代から今に至るまですごい数のラインナップを展開しています。


とくに感じるのはひとつの車種から派生させる「兄弟車」を充実させる戦略!

  • カローラレビン=スプリンタートレノ
  • マークⅡ = チェイサー =クレスタ
  • ノア = ボクシー = エスクワイア
  • アルファード = ベルファイア

共通のシャーシ、プラットフォームを使いながら外装、エクステリアの仕様を少し変えて販売するのでメーカー側は低コストでラインナップの充実さを図れるし、ユーザー側は選ぶ楽しみが増えます。


ウィンウィンな仕組みなのですが、もちろんこれは「売れてる」もしくはヒットの兆しがある車種に限られます。


その点においてはTOYOTAは抜かり無い選択をしているように思います。

すぐに対抗馬を送り込むTOYOTA!

他メーカーの車で人気に火がついた車、最近の表現を使うと「バズった」車が出ると、すかさず対抗馬の車種を送り込んでくるイメージもあります。


これらは、「TOYOTA」という絶対的な信頼とともに確実に遂行できる技術があってこそ成せる技ですね。


長年に渡り王者に君臨する理由がよくわかります。

即座の対応力と多角的な柔軟性が「鍵」

SPRINTERの車画像

ここで一台の車のヒストリーを紹介しながら「TOYOTA」の柔軟性などを考えてみたいと思います。


「AE86」、車好き、チューニング好きの人なら必ず知ってる車ですね。

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カローラレビンスプリンタートレノの2兄弟車で、2ドアと3ドアの設定がありました。


人気漫画「頭文字 D」の主人公、「藤原拓海」の愛車(トレノ)という事で車に興味がない人でも認知度は高い気がします。


80年代に「CARBOY」誌などで頻発に登場し、FRのドリフト車として絶大な人気を誇っていました。

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ところが、89年のフルモデルチェンジでAE92となって発売されたレビンとトレノはなんとFF駆動!


当時ファンからは

「なんで⁈」「うそ⁈」「世紀の大失敗」

などの批判もあったのですが、セールス的にはAE86を上回り、しっかり結果を残しました。


今後、生産コストの面などからもFF、4WDが主流になると見越してのモデルチェンジだったのかもしれません。


その後、AE101、AE111とモデルチェンジを重ねて、残念ながら2000年に生産中止となってしまうのですが、2012年にAE86からネーミングを受け継いで、「86」がデビューします。


これはSUBARU「BRZ」と兄弟車として開発され、エンジンはSUBARU製水平対向ボクサーエンジンを積むという柔軟性も見せており、久しぶりのFRスポーツ車という事で歓喜したユーザーも多かったのではないでしょうか⁈

2台並んだ車の画像

まさに対応力と柔軟性が産み出した一台!


TOYOTAまとめ

軽自動車はダイハツ、トラックは日野自動車、SUBARUとの業務提携も含めていうと

「TOYOTA」は盤石なグループ形勢を打ち立てています。

もはや国内にライバル無しと言っても過言ではないのかもしれません。


こうなると多少なりとも出てくるのが、「アンチ」という人たちです。


野球で言う「アンチ巨人」的な。


TOYOTAの車が爆売れしている中でも、自分は絶対TOYOTAの車は乗らない!という人もいるのです。少数派ですが。


しかし「アンチ」が出る時点で、それはすでに強大な力を持っているという裏付けでもあるのです。

コロナ禍の中、2年連続で「ヤリス」は売り上げトップを獲りました。

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これからもTOYOTA自動車は挑戦と柔軟性で飛躍し続けるでしょう。


対抗する他メーカーの動向にも注目しながらこれからの自動車産業シーンを見ていきたいと思います!


読んでいただきありがとうございました!

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