世界トップクラスのデザイン
こんにちは、ガレージドミニコです。
最近、巷に「MAZDA」の車が増えたな、と感じませんか⁈
特にCX-5、CX-8、CX-3などのSUV系が目立って増えたなと感じます。
実際に2020年のデータですが総売り上げ台数は
3位の日産自動車が約21万台、MAZDAは4位なのですが13万台とまだ差はあるものの背中が見てえきている気がします。
このMAZDA車躍進の要因は明らかにデザインだと個人的には思ってます。
2010年のロサンゼルスモーターショーで発表されたコンセプトモデル「靭 SHINARI」
流線形の美しいデザインで4ドアながらクーペを連想させられました。
そして2011年のジュネーブモーターショーに登場したコンセプトモデル「勢 MINAGI」。
これがCX-5の原型だと思われます。
さらに驚いたのは2015年の東京モーターショーに登場した「RX-VISION」。
ロータリーエンジン搭載のこの美しいこのモデルは、「RX-7」復活か⁈と、ロータリーファンの間で話題となりました。
この「魂動デザイン」コンセプトは世界トップクラスの美しいデザイン
起死回生のMAZDAの売り上げ躍進に繋がったわけですから、デザインの力ここにありですね。
CX-5・SUVのニューリーダー
MAZDA「魂動デザイン」コンセプトからの初の市販車と思われるCX-5は大ヒット。
前文でも書きましたが、まさにデザインの勝利だと思ってます。
BMW X5などと比べても見劣りしない存在感や全体のデザインバランス、
そして初代モデルは価格設定も4WDでも約240万円、
FFモデルなら約210万円から買えるというコストパフォーマンス、売れる要素盛りだくさんです。
ちょっと気になるのは、2代目にモデルチェンジした後の価格設定。
4WDモデルが約300万円からとけっこう上がりましたね。
クオリティの向上に見合ったものだとは思いますが…。
そしてCX-5の好セールスを皮切りに、CX-3、CX-30、CX-8と続々とニューモデルをリリースしていき、各モデルとも好調な売り上げを立てています。
街で見かける数も多く感じるわけです。
素晴らしいのはやはりシリーズとしてキチンと構築されたデザイン性
遠目で見ても、あ、MAZDAのSUVだ、とわかる感じ…。
統一性をはかってブランドの高級感をアップさせた見事な戦略だと思います。
CX-5の成功を見てか、他メーカーもミドルクラスSUVに力を入れてきたように思います。
HONDA「ベゼル」、TOYOTA「CH R」など。
余談で個人的見解ですが、先日フルモデルチェンジしたHONDA「ベゼル」。
どことなくCX-5に似せてきた感、ないですか⁈
そんな事をちょっと思ってしまいました。
デザイン変化する勇気と決断
あらためてデザインの持つ力というものは色々な事を一瞬でひっくり返せる事ができる
今回はそんなテーマで書いてきたのですが、もちろんそれは「人」の力でもあるんですね。
2009年からMAZDAのデザインリーダーとなった前田育男氏が「魂動デザイン」の生みの親と言われてます。
人の力、携わる人が変わると組織自体がパワフルに変わっていくという、典型的な例なのではないでしょうか⁈
もちろん個の力だけでは成り立たない事も多くあるでしょう。
でも一つの才能やアイデアが周りを大きく取り込んで大きな成果へ発展させる事が確実にあるのですね。
「動く勇気」、簡単そうでこれがなかなかできないんです。
今後も車、バイクを通して色々な事を学び、自分にも「動く勇気」を発動できるように頑張っていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!