セルフメンテナンスのすすめ
こんにちはガレージドミニコです。
2022年もよろしくお願いいたします。
今回はメンテナンスについて書いてみたいと思います。
日本の国産車は車、バイク共に部品精度のクオリティが高く、全般的に「持ちがいい」と言われてます。
車なら20万キロ、バイクで10万キロは走ってくれるというデータがありますが、これはもちろん確実なメンテナンスが行われていとという前提です。
どんなに精度が良くタフなエンジンでも、メンテナンスを怠ると期待には応えてくれません。
最近のモデルは、自己診断システム、例えばオイル交換の時期をインジゲーターで教えてくれたり、ランプ点灯類の異常、エンジンの異常なども警告してくれたりします。
昔の車、バイク、いわゆる旧車の部類にはこういうシステムはもちろんありません。
最終的には乗ってるドライバー、ライダーのいち早く異常などに気づく心掛けと日々のメンテナンスが愛車を守る1番のキーポイントですよね。
比較的簡単に出来るメンテナンスはけっこうあるので、出来る部分は常に自己管理して愛車の負担を減らしてあげたいものです。
工具の精度の大切さ
自分が今までに乗ってきた車やバイク、それぞれに多少のセルフメンテナンスをやってきました。
少ない経験ながらも1番に感じたのは使っている工具の精度の大切さです。
最初はホームセンターでよく売っている、ドライバー、六角レンチ、ソケットレンチなどがセットになっていて、価格もかなりリーズナブルな工具セットから入りました。
素人なので、まぁこんなものかな⁈と特に何も考えずに使用していたのですが、やっぱりネジやナットとのフィット感の精度の悪さから、ネジ山をナメてしまったり、工具のほうが曲がってしまったりというトラブルが多発しました。
そこで精度の良い工具にしないといけないな、となる訳ですが良い工具は値段も当然それなりに高くなります。
「SNAPON」や「MACTOOL」はちょっと高すぎだと感じて、「KTC」の工具を一通り揃えました。
使ってみて本当にビックリしました。
ナットやネジとのフィット感、グリップの使い易さなど目から鱗状態です。
ホームセンターで買った工具セットが2980円、ほぼ同じ内容の工具を「KTC」で揃えたところ、9500円ほどでした。
しかしその使用感は差額の6520円をまったく後悔させないモノでした。
もっと早く使っていれば、あの重要なパーツのナットをナメなくて済んだのに、という後悔はありましたが(汗)
工具とメンテナンスへの気配りの大切さ、考え方が一瞬にして変わるほどです。
まとめ
今回は工具やメンテナンスの話しを書いてきましたが、知り合いの二級整備士の人と話したところ、もちろん工具の大切さも大事だけどその前に基礎知識と車、バイクに対する愛情をもった接し方、これが大前提、との事でした。
面倒くさい作業を省かずキッチリやる事。
規定のトルクをかけて締めておけば、次に緩める時になんともスムーズに作業に取りかかれる訳ですね。
プロの人と話すと色々と勉強にもなりますが、やっぱりプロに任せるのが1番良いのかな⁈と思ってしまうのも事実です。
セルフメンテナンス、工賃の節約にもなり愛車への理解度が深まるなどメリットもたくさんありますが、自己責任が伴うのも忘れてはいけません。
何にせよ、しっかり整備されて乗られた車やバイクは、その後中古車市場へ出た場合に次に買った人がより気持ちよく使用できるし、その後の寿命も確実に延びるのです。
物を大切にする、という基本概念を忘れずに今後も車やバイクと関わっていけたらいいなと改めて思います。
読んでいただきありがとうございました!